Kautexは、社員をサステナブルな未来に向けた変化をもたらすステークホルダーと考えています。サステナビリティには、将来を見越して、当社事業を将来花開かせるための基礎を構築することが肝要です。私たちは、サステナブルな製品、原料、プロセスなどなど、さらに推進することを目的とすると同時に、気候変動が事業や次世代にもたらすリスクを評価しています。
ウェル・トゥ・ホイール (WtW) とは、もともと石油 (井戸 = 油井、掘削孔、油井) から内燃機関で駆動する車両のタイヤ (ホイール) までを表す宣伝文句でした。これが、温室効果ガス排出削減に向けたさまざまなソリューションの効果比較の最初の一歩なのです。WtW では、製品製造に至る全てのライフサイクルを評価します。このとき、原料の抽出から製品製造、さらにはその使用法や継続的な環境への影響までのあらゆる段階を考慮に入れます。
ウェル・トゥ・ホイールlの観点からパワートレイン燃料別のCO2排出量を比較すると、最も排出量の多いガソリン車 (140g/km)、ディーゼル車 (130g/km)、PHEV (100g/km) から最も排出量の少ないフルバッテリー電気自動車 (60g/km以下) と大きく排出量が減少しています。Kautexは、サステナブルなロードマップの一環として、持続可能な素材の調査、エネルギー効率の向上、サプライヤーへの気候目標・行動の横展開を目指す一方で、革新的な製品をお客様に提供することにより、自動車のCO2排出量を一層削減することも、私たちに関係することなのです。
例えば、ペンタトニックバッテリーシステムは、スチール製アルミニウム製に比べ、重量を最大50%削減することができます。この軽量化は、バッテリー駆動システムの航続距離の向上、エネルギー消費の改善、そしてサプライチェーン全体におけるCO2排出量のさらなる削減へとつながります。
About Kautex
Kautexは、未来を切り拓きます。13カ国30拠点を持つ一流自動車部品サプライヤーとして、Kautexは、従来のハイブリッド式燃料システムや、運転支援自動運転システムのための先進クリーニングソリューション、エンジンカムシャフトおよびを工業用パッケージソリューションを設計、開発、製造しています。Kautexは、自動車用プラスチック燃料システムの設計・製造のパイオニアとして、スマート燃料システム、熱可塑性複合材および複合材メタルのハイブリッドバッテリーシステムをはじめとするスマート製品やデータ駆動型サービスをお客様に提供するべく、製品ポートフォリオの拡大に努めています。軽量バッテリーシステムからハイブリッドシステム、自動運転車両のクリーニングシステムに至るまで、Kautexは新モビリティの時代に向けた草分け的ソリューションを追求しています。
多岐にわたるスキルセットを活用し、サステナビリティを他社との差別化の指標とし、グローバルな多産業の一部であり、社員がダイナミックにキャリア形成できる多様性を包括しつつ、お客様の明確なニーズや潜在的ニーズの解決に全力を傾けるグローバルコミュニティ。社員はそんなコミュニティの一部として欠かせない存在です。私たちは一丸となって未来のモビリティの再考を行っています。
Contact details
-
- Stephanie McClung
- Marketing Communications Specialist
- stephanie.mcclung@kautex.textron.com
-
- Sara Monger
- Director of Global Communications
- sara.monger@kautex.textron.com
- +1 316-650-3577
Related topics
Related news
カーボンフットプリントの計算
世界14か国30拠点以上を構えるグローバルメーカーとして、できる限り炭素排出量をモニターし、削減することは当社にとり大切なことです。Kautex は、全てのスコープで2050年までにカーボンニュートラルを達成するとの野心的目標を立て、2030年までにスコープ 1 と 2 における炭素排出量を80%、またスコープ3では30%削減に取組んでいます。