Kautex、インドのプーネで開催された第4回ITB 燃料システム会議に参加

March 23, 2018

コアファンクション担当、シニアマネージャーKlaus Gebert (クラウス・ゲバート) 寄稿

Kautexは、2018年3月21日と22日にインドのプーネで開催された毎年恒例の第4回 ITB 燃料システム会議に参加しました。プーネで開催されたITBは、自動車業界の専門家に学習、議論、発見のためのプラットフォームを提供し、燃料と尿素システムおよび規制の動向と開発に焦点を当てました。

展示企業は8社あり、最新の燃料や尿素システムの開発製品やイノベーション製品を展示していました。Kautex は、史上初のプラスチック製プラグインハイブリッド用圧力タンク (VW Passat GTE向け) および特定のタンク発熱体を装備した SCR IM タンクを発表しました。インド、日本、ドイツからの社員がこのイベントに参加しました。

また、Kautexは、材料、タンクとコンポーネント、SCRシステム、CFDシミュレーション、排ガス規制の動向と開発について、16講演のうち2講演を担当しました。

燃料系では、「ハイブリッド車用プラスチックタンク-ソリューションと検証」をコアファンクション担当シニアマネージャーKlaus Gebert (クラウス・ゲバート) が発表しました。この講義では、プラグインハイブリッド車 (PHEV) のアプリケーション、ならびに自動車メーカーやサプライヤーが直面する特定要件の概要を説明しました。例えば、PHEVやレンジエクステンダーなど、パージ能力が低下した車両に対する圧力タンクの要求から、第一世代の車両では厚肉のスチールタンクや金属強化プラスチックタンクが使用されました。Klaus (クラウス) は、PHEV用純プラスチック圧力タンクの開発と生産におけるKautexの先駆的な研究について説明しました。

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SCRシステムについては、設計担当のエンジニアリング・リード Nanda Kumar (ナンダ・クマール) が「Modular SCR Tank Systems for Various Market and Emission Demands (多様な市場に向けたモジュラーSCRタンクシステムと排出量要求)」と題して発表しました。ディーゼルエンジンのNOx排出を削減するSCRタンクの重要性や、コスト、堅牢性、世界各地の気候条件など、サプライヤーが直面する要件に焦点を当てたものです。

Klaus Gebert (クラウス・ゲバート)、Simon Schmitz (サイモン・シュミッツ)、Nanda Kumar (ナンダ・クマール)、Shinichiro Choji (シンイチロウ・チョウジ)、Santhosh Shashidhara (サントッシュ・シャシダーラ)、Roshan Kumar (ロシャン・クマール)、Rohan Martis (ロハン・マルティス)、プネーのITBでKautexの代表としての活躍に感謝します!

総勢で、12か国から175人の出席者がプーネのITBを訪れました。出席者は、自動車メーカー (43%)、素材サプライヤー (20%)、コンポーネントサプライヤー (35%) 、その他 (2%)の割合となっています。自動車メーカー10社を含む54社が参加しました。

出典: The ITB Group, Ltd. (ITBグループ株式会社)

About Kautex

Kautexは、未来を切り拓きます。13カ国30拠点を持つ一流自動車部品サプライヤーとして、Kautexは、従来のハイブリッド式燃料システムや、運転支援自動運転システムのための先進クリーニングソリューション、エンジンカムシャフトおよびを工業用パッケージソリューションを設計、開発、製造しています。Kautexは、自動車用プラスチック燃料システムの設計・製造のパイオニアとして、スマート燃料システム、熱可塑性複合材および複合材メタルのハイブリッドバッテリーシステムをはじめとするスマート製品やデータ駆動型サービスをお客様に提供するべく、製品ポートフォリオの拡大に努めています。軽量バッテリーシステムからハイブリッドシステム、自動運転車両のクリーニングシステムに至るまで、Kautexは新モビリティの時代に向けた草分け的ソリューションを追求しています。

多岐にわたるスキルセットを活用し、サステナビリティを他社との差別化の指標とし、グローバルな多産業の一部であり、社員がダイナミックにキャリア形成できる多様性を包括しつつ、お客様の明確なニーズや潜在的ニーズの解決に全力を傾けるグローバルコミュニティ。社員はそんなコミュニティの一部として欠かせない存在です。私たちは一丸となって未来のモビリティの再考を行っています。

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